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視覚講座 メールの体験

文字入力の練習にはメールが一番!

メールとは

メールとは手紙です。インターネットでのメールはEメール(Electronic mail)電子メール)と言いますが、今は、メールだけで通用します。

プロバイダとの契約時にメールのアドレス(インターネット上の住所です)が割りあてられるので、これを宛て先としてメールを送ったり、受け取ったりすることができます。スマホやケータイのメールも、仕組みとしては同じです。

メールを読んだり書いたりするソフトをメーラーと呼びます。今回のメールの体験で用いるメーラーは、MyMailです。

メールの仕組み

メールが手紙なら、プロバイダは郵便局に例えることができます。

プロバイダには契約者のメールを管理するコンピューター(サーバー)があります。これには受信用のサーバーと送信用のサーバーがあり、自分の都合に合わせて、受信用サーバーに届いているメールを受信することができます。

また、送信したメールは送信用サーバーに送られ、そこから指定されたメールアドレスの受信サーバーに送られます。

インターネットの場合はいろいろな経路を通過するので、メールの送受信には時間がかかる場合があります。通常は数秒から数分で届きますが、同じ市内の人からなのに数週間かかったケースもありますので、緊急の場合には、電話もかけたほうが無難です。

MyMailでメール体験

MyMailの基本機能

MyMailはメールの送受信を行なうソフトで、全ての操作をキーボードだけで行なうことができます。

マイスタートメニューで MyMailを選び Enterすると起動します。

MyMailでは、左側に操作メニューがあり、右側の上にメールの一覧が、右側の下にそれぞれのメールの本文があります。起動すると操作メニューが選ばれており、[ボックス選択]と読み上げます。

操作メニューとメール一覧との移動は、タブキーで行ないます。

操作メニューで、メールの「送受信」と「新規メール作成」ができます。

操作メニューには、メールボックスも並んでいます。

これらの移動は、上下矢印キーで行ないます。

メールボックスは、必要に応じて追加できますので、内容ごとにメールを分けて保存しましょう(Altを押し、↓キーでアカウントの作成を選んだら Enter)

メールボックスの説明

(1)受信ボックス

受信したメールが保存されているところです。移動すると、[受信ボックス]と読み上げます。受信したメールは受信ボックスで読みます。

(2)送信ボックス

完成したメール、または下書き中のメールを入れるところです。

メール作成画面でオルトキーを押して矢印キーで「あとで送信」に移動し、ここで Enterを押すと、完成したメールが「送信ボックス」に保存されます。

送受信ボタンを押すと送信ボックスにある送信待ちのメールが送信されます。下書き中のメールは送信されません。

(3)送信済みボックス

送信されたメールが保存されているところです。

(4)未開封メール

受信したメールのうち、まだ開封していないメールを確認できるところです。開封すると未開封メールの一覧には表示されなくなります。

受信したメールは受信ボックスにあるので、開封したメールは受信メールボックスに移動して読むことができます。

(5)削除したメールも

受信ボックスや送信ボックス、送信済みボックスで、メールを削除しても元に戻せます。

削除しても 削除済みメールボックス に移動しているだけなのは、パソコンでファイルを消してもごみ箱に移動しているのと一緒です。

MyMailでの操作

いきなり 新規メール作成 なんて頑張らないで、メールの受信から始めましょう。サポーターさん、メールを送っておいてくださいね (笑)

メールを読む

(1)送受信で Enterすると、新着メールを受信します。

(2)新しいメールが届いていると「未開封メール」に移動しますので、→キーでメールの一覧に移動します。

(3)上下矢印キーでメールを選択し、→キーで本文を読みます。

(4)最後まで読み終わると、自動的にメールの一覧に移動しますので、↑キーや↓キーで次のメールを選びます。

(5)読むのを途中で止めたいときには、←キーかEscキーを押すことで、メールの一覧に戻ります。

読んだら返信

(1)メールの一覧の状態で、あるいは、読み上げている途中で、アプリケーションキーを押し、↓キーを押すと、[返事を書く]に移動するので、 Enterを押します。

(2)差出人へのメールを作成する画面が表示されます。メールの本文を入力できるところにカーソルがあるので、ここから本文を書きます。

(3)メールの本文には、受信したメールの内容が自動的に引用され、各行の先頭に引用符の「>」が付きます。返信する内容に必要なところだけを残し、それ以外のところは削除しましょう。

(4)あて先には差出人のメールアドレスが自動的に入っています。

宛先が複数のメールとして届いた場合や cc で届いた場合は、差出人を選ぶと差出人に、全員を選ぶと全員に返信されます。

メーリングリストから配信されたメールは、差出人を選ぶと、メーリングリストに送信され、参加している全員に届きます。

メーリングリストから配信されたメールでも、差出人だけに返信したい場合は、宛先に入っているメールアドレスを削除した上で、差出人のメールアドレスを入れ直してください。

(5)返信するメールの件名の先頭に、返信であることを示す「Re:」が自動的につきます。 件名は、必要に応じて変更して構いません。

(6)Escapeキーを押すとメールを書くのを終了し、「あとで送信」と読み上げます。

ここで Enterすると、書いていたメールが送信ボックスに移動します。

↓キーで[直ちに送信]に移動して Enterすると、直ちにメールを送信します。

気を付けたつもりでもミスをするのが人間です。直ちに送信しないで、見直してから、送信するようにしましょう。

書きかけのメールだったら、↓キーを更に押して[下書き保存]に移動します。

ここで Enterすると、書いていたメールが下書きボックスに移動します。

書きかけたまま保存しないことにしたのなら、↓キーで[保存しない]を選び、Enterすると、書きかけのままメールが消えます。

↓キーで[キャンセル]に移動して Enterすると、メールの編集に戻ります。

(7)送信ボックスで、宛て先と内容を確認してから、送信します。

新しいメールを書く

(1)操作ボタンがあるところにある「新規メール作成」で Enterを押します。

(2)新しいメールを作成する画面が表示されます。メールの本文を入力できるところにカーソルがあるので、ここから本文を書きます。

(3)本文を書き終えたら、タブキーであて先まで移動してメールアドレスを直接入力するか、アドレス帳の一覧から選択します。

(4)あて先を入力し終えたら、タブキーで「件名」に移動します。件名には、メールの内容がわかるような短いタイトルを付けましょう。

(5)書き終わったら、Escキーを押すと、「直ちに送信」や「後で送信」、「下書き保存」が選べます。

アドレス帳から宛て先を選んで新しいメールを書く

(1)オルトキーを押して、「アドレス帳」で Enterを押します。

(2)アドレス帳の中から送信したい宛て先を選び、 Enterを押すと、新しいメールを作成する画面が表示されます。メールの本文を入力できるところにカーソルがあるので、ここから本文を書きます。

(3)あとは新しいメールを書くときと同じです。

メールの削除

ある程度メー//ルが溜まってきたら、不要なメールを削除しましょう。

(1)メールボックスのメールの一覧から上下矢印キーで削除するメールを選択します。

(2)Deleteキーで、メールを受信ボックスからゴミ箱へ移動させます。

(3)タブキーで操作ボタンかメールボックスを選択し、オルトキーを押して「操作」の「メールデータの管理」の「削除メールを元に戻す」でエンターを押します。ここで表示されるのがゴミ箱です。

(4)上下矢印キーでメール一覧を確認し、本当に不要かどうかを確認します。

(5)不要であればDELキーを押して、削除します。このときに、確認の画面が出るので、削除してよければ、 Enterを押します。削除をやめる場合は、エスケープキーを押します。

削除メールを元に戻す

1 ボックス選択のところで Altキーを押す

2 操作と読み上げるので ↑キーで メールデータの管理 に移動

3 →キーを押すと バックアップ と読み上げる

4 ↑キーで 削除メールを元に戻す に移動し Enter

5 ↓キーで元に戻したいメールに移動し Enter

6 戻します よろしいですか? と読み上げるので Enter

便利な設定

到着したメールを自動的にグループ分けする方法や、読み上げ方法の変更など、色々と便利な使い方があります。設定は、パソボラさんに手伝ってもらいましょう。

以上で、メールの体験を終わります。インターネットの体験にお進みください。

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